ジブリ

『火垂るの墓』──繋がりを失った清太・節子の物語

高畑勲監督『火垂るの墓』を「戦争の悲惨さ」だけでなく、親子や社会の関係性の断絶という普遍的テーマから考察。現代社会への警鐘も描きます。
家族と向き合う

関係性に生きる母の姿──色即是空・空即是色という在り方と、インターネットの彼方へ

与えることに迷いのない母。その生き方は仏教の「色即是空・空即是色」の教えを体現し、インターネットを超える人間的ネットワークの可能性を示している。
映画と向き合う

君を忘れない──色を求めて色を失った、空虚な戦争映画

1995年公開の映画『君を忘れない』は、戦争という重い題材を扱いながら、感動をパッケージ化した「使い捨て作品」としての側面がある。色を求めて色を失った映画の構造と、現代に問われる“語りの誠実さ”を掘り下げる。
映画と向き合う

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。|色と空が教えてくれた、生きる意味と可能性

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を観て感じた色と空の対比。現代の少女・百合が戦時中にタイムスリップし、「命」と「繋がり」の本質に気づく物語を深掘りし、人生と可能性について考察します。
書籍と向き合う

「食」が消えた国の末路──『コメ消滅』から浮かび上がる、私たちの未来

『コメ消滅』(三橋貴明)を読み、日本の食料自給率の低下が国家存続に直結することを実感。食は防衛であり、文化であり、祈りである。私たちは何を食べ、どう生きていくのか──。
書籍と向き合う

自由を求めたその先に、孤がある──『奇跡の社会科学』を読んで、私が立ち止まった理由

自由を求めすぎると、なぜ不自由になるのか?『奇跡の社会科学』を通して、グローバリズムが突く“孤”と不安、そして関係性の再構築について深く考察します。
致知感想

【致知8月号・感想】特集「日用心法」──静かな夜に見つけた「本当に大切なもの」とは?

『致知』8月号に掲載された「日用心法」という言葉から見えてきた、現代を生きる私たちに必要な“日々の心構え”。独身時代のマラソン体験や、家族との関わりから気づいた、支え合いの本質とは。
映画と向き合う

終戦記念日に問う──映画『オッペンハイマー』と1歳の息子が教えてくれた「手放す勇気」

「核を手放す」とはどういうことか。映画『オッペンハイマー』と1歳の息子が教えてくれた「空を信じる力」の物語。
書籍と向き合う

『夢をかなえるゾウ』ガネーシャの正体──「変わりたい」という空が形となる物語

『夢をかなえるゾウ』を禅の視点で読み解く──「変わりたい」という無形の思いが、ガネーシャという形になり、問いかけを通じて自己に還っていく。笑いの裏に秘められた、深い自己対話の物語。
書籍と向き合う

食べることは、生きること、そして国を守ること──『食糧戦争』を読んで、実家の畑を思い出す

丸本彰造『食糧戦争』を通して、食料自給率と国家の独立、そして実家の畑の記憶を振り返ります。食べることの意味を深く考えるブログ記事。
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